そもそも、ダイエットって必要ってあるのだろうか
スーパーフード関係なくて申し訳ないんですけど(食と健康に関する雑記化してる)。
先日、健康増進法の改正案が可決されたそうです。
初めて健康増進法出来たのは平成14年なので結構前です。行政の力って凄くて、肥満対策をやり始めてから一瞬で「メタボ」っていう言葉が広まった。
あんま、法律の条文読んだりする人いないと思いますが、よく読むとこう書いてある。
第二条 国民は、健康な生活習慣の重要性に対する関心と理解を深め、生涯にわたって、自らの健康状態を自覚するとともに、健康の増進に努めなければならない。
‥努めなければならないそうです(笑)。だから会社の健診にひっかかるとうるさいんですね。
もちろん罰則規定はないので、努めなくても罰せられないです。
でもよくよく考えて、「健康」な環境にない人に「健康になれ!」というのは無理な話じゃないでしょうか。
例えば、ブラック企業やブラックバイト、ブラック学生など、ブラック環境の人。
私も独身の時会社勤めで毎日帰りは10時過ぎてました。もっと遅い人もたくさんいますよね。
一人暮らしだったので毎日コンビニで夜ご飯買ってましたし、やっぱり太りました。
だから、健康になれ!って言う前に、ブラック環境を徹底的に殲滅させるのが先。
そして、幼少期健康的な環境で育つことが出来なかった人。
虐待とか、毒親に育てられた、いじめ‥
本当は社会で守らなければいけなかった人たち。
児童虐待防止法って、いまのアラサーアラフォーの働き盛りが子どもの頃ってまだ成立してなかったんですよね(児童福祉法はありました)。虐待に対する意識ってすごく低かった。
その人たちに、成人したからって「もう成人だし健康になってね!!」って言っても無理だろうと思います。まずは、「健康的な環境」で幼少期を過ごさせてあげることが出来なければ。
要は、国は少子化対策に失敗し続けていて、消費は進まない、お金がない‥ので健康増進法は「お金がないから‥医療費は使わないでね‥法」なのだと思ってます。
勿論、健康になりたい!ダイエットしたい!
っていう人は、どんどん進めて頂ければいいんだけれども「太ってようが酒飲んでようが、タバコ吸ってようが、これが自分なのよ!」っていう人は、別にそれで良いんじゃないでしょうか。
肥満が健康に悪いことなんてもう誰でも知ってますよね。
海外でも注目されるディーバの渡辺直美さんですが、とても自分らしいですよね。私は凄く素敵だなと思っています。
肥満だからメタボだからどうとかよりも、
「自分らしいこと」「自分を好きになること」を追求していきたいなと思います。